Alpair7v3 Gold/Grey

解説

繊細感と超広帯域で、皆様から圧倒的な支持を頂いているAlpairsシリーズの中でも、このAlpair7v3は特に設計前の予想を超えた高域と平坦な特性が実現しました。現代のフルレンジドライバーの想定領域を超えた『Extraordinal Music Transducer』です。
超コストパフォーマンスモデルCHR70v3を世に送り出しても、堂々の存在感と音楽性能で自信を持ってお勧めします。



超広帯域フルレンジ 
 Alpair7v2 はその広帯域特性に秀でたモデルでした。その性能をさらに磨き上げ、V3では、純粋なフルレンジドライバーで、なんとFo~32000Hzという信じられない高域性能を実現しています。






新開発ダンパーRing Clamp Suspension システム 
Alpair7v3では、背面リングに直接クランプされた新設計のサスペンションと、背面トルクロードにより、パワーとレインにプリテンションをかけることで、リニアリティー、ダンピングが大幅に向上し全周波数帯がフラットに歪み無い応答をするという新しいテクノロジーを採用しています。



シャロープロファイルと圧倒的にフラットで美しい周波数特性

Mark Fenlon はコーンプロファイルが奥深くなる事を嫌います。シャローにすればする程設計難度が高くなりますが、そのこだわりには理由があります。には様々なメリットがあるからです。
様々なメリットの一つは特に右のF特の15°30°の特性を見て頂くと良く解ります。
 高域特性ががあまり落ちていません。これはコーンのプロファイルがシャローなために指向性が強くならないことを証明しています。
また、小口径のドライバーはどうしても音量を上げるにしたがい中域のこもり感が強く出ます。
しかしプロファイルが浅いとこうした傾向はかなりのレベルまで抑える事が出来ます。上のF特ではその傾向が全く見られません。
 




シングル/ダブルマグネット
Alpair7v3はマグネットをシングルとダブルとを状況に応じて選択使用する事ができます。
エンクロージャー設計の様々な方式とデザインが可能となる様に第2マグネットを取り外すことができます。また、フロントのフレームカバーもトールボーイ等に使用し易いように接着してありません(使用時はエポキシ系のボンドを使用して接着して下さい)。


T/Sパラメーター

  • Revc=5.4 Ohm
  • Fo= 70.50 Hz
  • Sd= 5.02K mm
  • Vas=4.58 Ltr
  • Cms= 1.27K uM/N
  • Mmd= 3.74 g
  • Mms= 3.95 g
  • BL= 3.83 T·M
  • Qms= 3.07
  • Qes= 0.65
  • Qts= 0.54
  • Levc= 21.30 u H
  • No= 0.24 %
  • SPLo= 85.8 dB
    single Mag: = 85.2 dB
  • Power= 20 watts (nom)
  • X max= 4.0-mm (1 way) 
  • VC dia : 20mm
  • Main tolerance +/- 1.5hz on man Fo

エンクロージャー設計のダウンロード

ゴールデンレシオ バスレフ (フレームトカバ-装着時)     ゴールデンレシオ バスレフ (フレームカバ-無)       スリムディープ バスレフ (フレームカバー装着時)      スリムディープ バスレフ (フレームカバー無)      Pensil10 designed by Dr. Scott Lindgren(PhD)       




*お願い

  1. バッフルへのユニット装着時は必ず第2マグネットを外してねじ止め作業を行い、改めて装着をお願いします。ユニットが脱落する危険があります。
  2. フレームカバーはエポキシ系のボンドを使用して接着してからの使用をお勧めします。